生活の党の小沢一郎代表は26日、盛岡市で連合岩手の豊巻浩也会長と会談した。岩
手県知事選で、連合が推薦する現職の達増拓也氏の3選戦略に関し意見を交換。小沢
氏は10月下旬に予定される参院岩手選挙区補選に向け、野党統一候補の擁立に意欲
を示したという。

 

小沢氏にとって岩手県は自身最後の砦であろう。すでに国政においての影響力は失っ
た以上、小沢王国だけは失うわけにはいかないのだろうが、無駄な足掻きのようにも
見える。岩手県知事選は民主、生活、共産各党が3選を目指す達増氏を支援し、社民
党も反自民で自主投票の方針を決めている。同じ枠組みを参院補選でも使いたいとこ
ろだろうが、小沢氏がそれをまとめきれるか。それも小沢王国の地力次第か。