民主党が作った安全保障関連法案反対のパンフレットが、「必要以上に不安をあおる」
として党内で物議をかもしている。パンフレットは「ママたちへ 子どもたちの未来
のために…」と題し、3日に各都道府県連などに配られた。このうち、戦時中の出征
風景のイラストを添えた「いつかは徴兵制?募る不安」のページで、「徴兵制は可能
であると時々の政権によって解釈が変更される可能性も論理的には否定できない」と
している。

 

もはや「何でも反対」の政党になってしまった民主党。こう言った不安を煽ることで
少しでも民主党に風を呼び込みたいのだろうが、まったくの逆効果だと言わざるを得
ない。先の大戦以来、我が国は幸運にも戦争をしたことがないし、仕掛けられたこと
もないが、戦争そのものが大きく変わってしまった。徴兵制を今さら我が国が導入し
たところで、そのような素人集団を戦場に送り込むまでにかかる時間とコストを考え
たら地道に志願制を続けた方がマシだろう。