プロ野球ソフトバンクは18日、松坂大輔投手が関東地方の病院で右肩の手術を行い、
成功したと発表した。松坂が受けたのは内視鏡による右肩関節唇および腱板のクリー
ニング手術などで、実戦登板まで6カ月。大リーグから9季ぶりに日本球界に復帰し
た今季は、1軍での登板なしで終わる見込みとなった。工藤監督は「本人は肩がうま
く動かず、悩んだと言っていた。早く決断したほうが切り替えられるし、来年に不安
がなくなる」と話した。退院やリハビリの予定については未定。

 

松坂投手は開幕直前にインフルエンザに感染した後、右肩の筋疲労を訴え、ブルペン
投球のメドすら立たず、実戦登板も白紙の状態に陥っていた。ソフトバンクは松坂投
手と3年総額12億円(推定)の契約を結んでいるわけだが、今のままでは単なる給
料泥棒と言われても仕方のない状態である。こうなると、来季よっぽど活躍しないこ
とのはファンの信頼を取り戻すことは出来ないであろうし、そもそも現役を続けるこ
とさえ難しくなってくる。かつて怪物と呼ばれた男が、再びマウンドに立つ日は来る
のであろうか。